【プロが教える】塩による除草がおすすめできない理由は5つ|塩以外の除草方法もご紹介!

2025年2月18日

「庭の雑草をどうにかしたいけど、手軽にできる除草方法ってないの」と悩んでいませんか?塩での除草はさまざまな問題を引き起こす可能性があり、おすすめできません。

土壌の悪化や近隣トラブル、さらには住宅へのダメージに繋がることも。そこで本記事では、プロが塩による除草がNGな理由を5つ解説し、塩以外の効果的な除草方法もご紹介します。

マルトヨ編集部

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塩による除草がおすすめできない理由は5つ

塩による除草がおすすめできない理由は5つ

塩は手軽に入手できるものですが、除草に使うのはおすすめできません。その理由は主に以下の5つです。

1.塩分が雑草の水分を奪ってしまう

塩を用いた除草方法は植物の水分を奪い枯死させる効果がありますが、使用には注意が必要です。塩が土壌に残留すると、長期間にわたり土地の塩分濃度が高まり、植物の生育を妨げる環境を作り出します。

これは塩が分解されにくく、土中にとどまり続けるためです。特に、家庭菜園や植栽を考えている場所では、一度塩をまくとその後の植物の成長が阻害される可能性があります。そのため、塩を利用する際は、影響をよく理解し、慎重に判断することが大切です。

2.土壌の性質を変えてしまう

塩を使った除草は一見すると簡単で効果的に思えますが、長期的に土壌へ悪影響を及ぼす可能性があります。塩は分解されにくく、一度地面に浸透すると長くとどまり続けます。

その結果、植物の生育に必要な環境が損なわれ、雑草だけでなく他の植物も育ちにくくなるケースも少なくありません。また、土壌に住む微生物のバランスが崩れ、生態系にも悪影響を及ぼすことがあります。

さらに、塩分は雨によって少しずつ流れていきますが、土の状態が回復するまでには時間がかかるため、慎重に使用を検討すべきです。

3.近隣トラブルにつながるリスクがある

塩を使った除草は自分の敷地内だけでなく、周囲にも影響を及ぼす可能性があります。雨や風によって塩分が広がると、近隣の庭木や農作物を枯らしたり、建物の外壁やインフラ設備を劣化させたりする恐れがあります。

特に塩害は一度発生すると修復が難しく、近隣トラブルの原因にもなりかねません。たとえ少量であっても、周囲の環境に影響を与えることを十分に理解し、慎重に判断する必要があります。不要なトラブルを避けるためにも、塩以外の除草方法を検討することが重要です。

4.住宅の基礎やインフラ設備が劣化する可能性がある

塩を使った除草は植物を枯らすだけでなく、周囲の構造物にも悪影響を与えることがあります。特に金属は塩分によって錆びやすくなり、庭に置いた車や自転車の劣化を早める可能性があります。

さらに、建物の基礎や外壁、鉄筋コンクリートの内部にも影響を及ぼし、時間が経つにつれてひび割れや腐食を引き起こしかねません。また、水道管やフェンスなどの金属部分も劣化しやすくなり、修繕が必要になるケースも考えられます。

5.土地の価値が落ちる可能性がある

塩を使用した除草は土壌の塩分濃度を上げるだけでなく、土地の価値を下げる原因にもなります。塩分が多く含まれた土壌は、建物の基礎や鉄筋コンクリートの劣化を早めるリスクがあるため、不動産価値が下がる要因となり得ます。

さらに、土地の売却や再利用を考えた際にも、塩害の影響が懸念されるため、購入希望者が敬遠するケースも少なくありません。短期的な除草のために塩を撒いた結果、長期的に不利益を被ることになります。

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塩以外の主な除草方法は3つ

塩以外の主な除草方法は3つ

除草といえば、除草剤を使うイメージがあるかもしれません。しかし、除草剤以外にも様々な除草方法があります。ここでは、塩以外の除草方法を3つ紹介します。

1.手作業で草刈りする

雑草対策として最も手軽な方法は、手作業による草むしりや鎌を使った草刈りです。草むしりは雑草を根ごと取り除く方法で、再び生えにくくなる利点があります。

一方、草刈りは地上部分を刈り取る方法で、一時的に景観を整えるのに適しています。どちらも特別な道具を必要とせず、環境への負担がないのが特徴です。

作業をする際は、虫刺されや日焼けを防ぐために長袖・長ズボンの着用が望ましく、軍手や帽子も役立ちます。安全に作業を進めるため、刃物の取り扱いには注意し、除去した雑草は自治体のルールに従い適切に処分しましょう。

2.機械で草刈りする

広い敷地や農地では手作業での除草は時間がかかり、作業負担も大きくなります。雑草が密集している場合や背が高くなった場合には、草刈り機(刈払い機)を使用すると効率よく作業できます。

草刈り機にはエンジン式と電動式があり、用途に応じて選ぶことが重要です。特に竹や太い草を刈る際には、超硬チップが付いたチップソーが有効です。

作業時には小石の飛散や刃の回転による危険があるため、ヘルメットやフェイスシールド、長袖の作業服、防振手袋などの保護具を着用し、安全対策を徹底することが大切です。

関連記事:草刈り機で上手に刈るためのコツは5つ|草刈りの基礎知識や草刈り機の使用方法もご紹介! – マルトヨコーポレーション

3.除草剤を散布する

除草剤を使うことで手作業の手間を減らし、効率よく雑草を処理できます。除草剤にはさまざまな種類があり、雑草の葉や茎から成分を吸収させて素早く枯らすタイプと、土に浸透させて根から枯らすタイプがあります。

さらに、特定の植物だけに作用するものや、散布した範囲の植物をすべて枯らすものもあり、用途に応じて選ぶことが大切です。また、小さな子どもやペットがいる家庭では、安全性に配慮し、天然由来成分の除草剤を選ぶのも一つの方法です。

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農具・園芸用品の購入に「マルトヨコーポレーション」がおすすめな理由

農具・園芸用品の購入に「マルトヨコーポレーション」がおすすめな理由

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除草塩でよくある3つの質問

除草塩でよくある3つの質問

ここでは、除草に関するよくある質問とその回答をまとめました。家庭にあるものでの除草方法や、除草剤の効果的な使い方、そして誤って塩をまいてしまった場合の対処法について解説します。

質問1.家にあるものを使った除草方法は?

除草剤を使わずに雑草を処理したい場合、身近なものを活用する方法があります。例えば、お湯を使うことで雑草の葉を傷め、枯らすことが可能です。

熱湯を直接かけると、葉がダメージを受けて枯れますが、根まで完全に枯らすためには、しっかりと地中に熱を伝える必要があります。ただし、高温により土壌の微生物にも影響を与える可能性があるため注意が必要です。

また、重曹を使う方法もあります。粉末のままでは浸透しにくいため、水に溶かして雑草にかけると効果的です。環境に優しい方法を試したい方におすすめです。

質問2.除草剤を効果的に使うコツは?

除草剤を効果的に使うには、散布するタイミングが重要です。適切な条件で使用しないと、本来の効果が十分に発揮されません。

除草剤には、茎や葉から吸収されるタイプと、土に浸透して雑草の発芽を防ぐタイプがあり、それぞれ適した散布時期が異なります。茎葉処理剤は、晴れていて風が弱い日にまくのが理想的です。風が強いと薬剤が飛び散り、効果が低下するためです。

一方、土壌処理剤は雨が降った翌日に散布すると地面にしっかり浸透し、ムラなく効果を発揮します。どちらも降雨前の散布は避け、天気予報を確認して適切なタイミングを選びましょう。

関連記事:雨の日に除草剤は使っても大丈夫?効果的な撒き方や雨の日に使用する場合の注意点をご紹介! – マルトヨコーポレーション

質問3.塩をまいてしまった場合の対処法は?

誤って塩をまいてしまった場合、そのまま放置すると土壌に塩分が残り続け、植物の生育に悪影響を与えます。そのため、早めに「活性剤」を使用することをおすすめします。

活性剤は、塩分を分解し、植物が肥料として吸収しやすい形に変える働きを持っています。また、作物や花の葉に塩がかかってしまった場合にも、活性剤を用いて洗い流すことでダメージを軽減できます。使用の際は、製品に記載された希釈倍率を守り、適切な方法で散布することが大切です。

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まとめ

まとめ

本記事では、塩による除草のデメリットを5つ解説し、代わりに推奨される除草方法として、手作業・機械・除草剤の3つの方法を紹介しました。除草は、目先の効果だけでなく、長期的な影響や周囲への配慮も重要です。適切な方法を選択し、安全かつ効果的に対策しましょう。

なお、マルトヨコーポレーション株式会社は、農具・園芸の総合商社として、初心者用商品からプロの方にご満足いただける商品まで、幅広い商品を取り扱っています。マルトヨコーポレーションの販売サイトはこちら

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