【初心者必見】簡単においしい小かぶを栽培する5ステップ
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「小かぶ 栽培」を家庭菜園ではじめてみたいけれど、うまく育てられるか不安に思っている方もおられるのではないでしょうか。小かぶはコツさえ掴めば、プランターや小さな庭でも驚くほど甘く、柔らかく育てられます。
失敗しないためには、適切な時期選びと水・肥料の管理が鍵となります。難しく考える必要はなく、基本的なポイントを押さえるだけで、間引き菜から収穫まで長く楽しめるでしょう。
おいしい小かぶを育てるための具体的なステップは以下の通りです。
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ステップ①栽培時期と品種を選ぶ
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ステップ②土づくりと種まき
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ステップ③間引きと水やり
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ステップ④追肥で一気に大きくする
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ステップ⑤病害虫対策と収穫
本記事では、初心者でも小かぶ栽培で甘くておいしい小かぶを収穫するための具体的なコツと手順を詳しく解説します。また、よくある質問も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

小かぶ栽培の醍醐味!間引き菜から収穫まで長く楽しむ方法

小かぶ栽培の楽しみは、丸く育った根の収穫だけではありません。成長過程で得られる「間引き菜」も、立派な収穫物です。
方法①「間引き菜」をおいしく食べる
間引き菜は、柔らかくて栄養価が高いのが特徴です。種まきから2〜3週間後、本葉が1〜2枚になった頃に1回目の間引きを行います。
本葉3〜4枚の頃の2回目の間引きとあわせて、たくさんの間引き菜が収穫できます。 根がまだ小さいうちの間引き菜は、軸も葉も非常に柔らかいため、おひたしや浅漬け、味噌汁の具にすると絶品です。
間引いた直後の新鮮なうちに調理しましょう。
方法②根を甘く柔らかく育てるための「土」と「水」
小かぶの根を甘く、きめ細やかに育てるには「土」が非常に重要です。固い土や石ころが多い土では、根がまっすぐ育たず、形が悪くなったり表面が荒れたりする原因になります。
ふかふかで水はけの良い、中性〜弱酸性の土壌を準備しましょう。市販の野菜用培養土を使うのが一番簡単ですが、畑の場合は完熟堆肥や腐葉土をしっかり混ぜ込み、よく耕しておきましょう。
また、小かぶは乾燥に弱いため、水管理も欠かせません。土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えてください。
特に根が肥大し始める時期(種まきから約1ヶ月後)に水切れを起こすと、根の成長が止まったり、辛味が強くなったりします。
方法③収穫時期の見極め方
小かぶは「若採り」がおいしさの秘訣です。品種にもよりますが、種まきから40日〜60日程度、根の直径が5〜6cmになった頃が収穫の適期です。
収穫が遅れると、根が固くなります。さらに「す」が入った(内部に空洞ができる)状態になり、食味が著しく落ちます。
根の上部が土から少し見えてきて、適度な大きさになったものから順次収穫し、採れたての柔らかさと甘さを楽しみましょう。
初心者でも簡単!おいしい小かぶを栽培する5つのステップ

小かぶ栽培は、基本的な流れさえ押さえれば初心者でも難しくありません。ここでは、おいしい小かぶを育てるための5つのステップを紹介します。
ステップ①栽培時期と品種を選ぶ
小かぶは冷涼な気候を好むため、春まき(3月〜5月)と秋まき(9月〜11月)が主な栽培時期です。特に秋まきは、害虫の被害が少なく、寒さにあたると甘みが増すため、初心者には最もおすすめです。
品種は、自分の栽培環境や時期に合ったものを選びましょう。プランター栽培なら「あやめ雪」などの小型品種、病気に強い「耐病ひかり」など、目的に合わせて選んでみてください。
ステップ②土づくりと種まき
種まきの2週間前までに、石灰と堆肥を混ぜて土づくりを済ませておきます。1週間前になったら、化成肥料を加えてよく耕し、畝(うね)を作ります。プランターの場合は、鉢底石を敷いた上に野菜用培養土を入れれば準備完了です。
種は「すじまき」が基本です。深さ1cmほどの溝をつけ、1〜2cm間隔で種をまいていきます。種をまいたら土を薄くかぶせ、優しく鎮圧し、たっぷりと水を与えます。
ステップ③間引きと水やり
小かぶ栽培で最も重要な作業の一つが「間引き」です。種まきから1週間ほどで発芽したら、葉が触れ合わない程度に間引きます。
その後、本葉3〜4枚、5〜6枚のタイミングで最終的に株間が10〜15cmになるように間引きます。 間引きをためらうと、株同士が競合して根が太れません。おいしい小かぶを育てるには、思い切って間引くのがコツです。
水やりは、土の表面が乾いたタイミングで行います。
ステップ④追肥で一気に大きくする
小かぶは生育期間が短いため、肥料を効かせるタイミングが重要です。2回目の間引きの後(本葉5〜6枚の頃)と、根が太り始める頃(種まきから約40日後)の2回、追肥を行います。
畝間や株元に化成肥料をまき、土と軽く混ぜ合わせましょう。追肥によって根の肥大を促し、葉も元気に育てられます。
ステップ⑤病害虫対策と収穫
小かぶはアブラムシやアオムシ、コナガなどの害虫が発生しやすい野菜です。種まき直後から防虫ネットをトンネル状にかける方法が、最も簡単で効果的です。
病気では、白さび病などが発生する場合があります。水はけを良くし、株間を適切に保って風通しを良くすると予防につながります。また、根の直径が5〜6cmになったら、いよいよ収穫です。
なお、プランターの防虫ネットの張り方については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
関連記事:プランターの防虫ネットの張り方は5ステップ|家庭菜園の虫被害を防ぐコツもご紹介! – マルトヨコーポレーション
ベランダでもOK!プランターで小かぶ栽培を成功させる3つのポイント

小かぶは根が浅いため、プランター栽培にも適しています。ベランダなどの省スペースで栽培する場合は、以下の3つのポイントを押さえましょう。
ポイント①プランターのサイズと土の量
小かぶ栽培には、深さ15cm以上ある標準的なプランター(60cm幅)を選びましょう。浅すぎると根が窮屈になり、うまく肥大しません。小型品種でも最低限この深さは必要です。
土は、市販の「野菜用培養土」を使用するのが最も手軽で確実です。 プランターの底には必ず鉢底石を敷き詰めます。土は容器の縁から2〜3cm下(ウォータースペース)まで入れましょう。
ポイント②水やりの頻度
プランター栽培は、地植え(畑)に比べて土が非常に乾燥しやすい点が特徴です。水切れは根の肥大を妨げる最大の要因ですので、こまめな土の状態チェックが成功の鍵となります。
土の表面が白っぽく乾いていたら、プランターの底から水が流れ出るまで、たっぷりと与えてください。天気がよい日や夏場は、土の乾きが早いため、朝夕の2回の水やりが必要になる場合もあります。
ポイント③肥料の与え方
プランター内の土の量は限られているため、肥料切れを起こしやすい点に注意が必要です。元肥として培養土に肥料が含まれていますが、生育の様子を見ながら追肥を行います。
追肥は、間引きのタイミングに合わせて、化成肥料を株元に少量まきます。液体肥料を水やりの代わりに週に1回程度与える方法も、手軽で効果的です。
なお、プランター栽培におすすめの野菜について知りたい方は、こちらの記事をチェックしてみてください。
関連記事:【家庭菜園】プランター栽培におすすめの野菜15選|プランター栽培の手順も詳しくご紹介!
小かぶ栽培の道具選びならマルトヨコーポレーション

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小かぶの栽培でよくある3つの質問

小かぶの栽培に関して、初心者の方が抱きがちな疑問にお答えします。
質問①小かぶの葉は食べられますか?
小かぶの葉もおいしく食べられます。根の部分よりもビタミンCやカルシウムなどの栄養が豊富に含まれている、優秀な緑黄色野菜です。捨ててしまうのはもったいない部分で、採れたての新鮮な葉は格別のおいしさです。
おひたしや浅漬け、味噌汁の具、炒め物など、さまざまな料理に活用できます。
質問②収穫が遅れるとどうなりますか?
収穫が遅れると、根が固くなったり、味が落ちたりと品質が著しく低下します。小かぶは適期を逃すと、根が大きくなりすぎて食感が悪くなるのが特徴です。
内部に「す」と呼ばれる空洞ができたり、表面が割れる「裂根(れっこん)」を起こしたりするため、食味が大きく損なわれてしまいます。おいしい小かぶを味わうためにも、品種ごとの適期(一般的に直径5〜6cm)を逃さず収穫しましょう。
質問③連作障害はありますか?
小かぶはアブラナ科の野菜のため、連作障害があります。同じ場所でキャベツや白菜、ブロッコリーなど、同じアブラナ科の野菜を続けて栽培すると「連作障害」が起こりやすくなります。
また、根こぶ病などの土壌病害が発生しやすくなったり、生育不良になったりするでしょう。プランターの場合でも、土を新しくするか、最低でも1〜2年はアブラナ科以外の作物を育ててください。
なお、連作障害の予防と改善に役立つ対策方法については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
関連記事:連作障害の予防と改善に役立つ対策方法は4つ|原因やよくある質問もご紹介! – マルトヨコーポレーション
家庭菜園で「甘い小かぶ」の収穫を楽しもう!

小かぶは、栽培時期と水やり、間引きのポイントさえ押さえれば、家庭菜園やプランターでも十分においしいものが作れます。採れたての小かぶの味は格別です。おいしい小かぶを育てるための具体的なステップをおさらいしておきましょう。
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ステップ①栽培時期と品種を選ぶ
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ステップ②土づくりと種まき
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ステップ③間引きと水やり
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ステップ④追肥で一気に大きくする
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ステップ⑤病害虫対策と収穫
自分で育てた小かぶは、根だけでなく、間引き菜や葉も余すところなく楽しめます。ぜひ、この記事を参考に、甘くて柔らかい小かぶの栽培に挑戦してみてください。
なお、マルトヨコーポレーション株式会社は、家庭菜園やガーデニングに初めて挑戦する方におすすめの手軽な園芸用品から、農業を本格的に営むプロの方々が求める高品質な農具・資材まで、幅広く取り揃えている農具・園芸の専門商社です。
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