【プロが解説】家庭菜園に支柱が必要な理由とは?必要な道具やおすすめの立て方をご紹介!
家庭菜園でせっかく育てた野菜が、強風で倒れたり、実の重みで折れたりとそんな経験をした方も多いのではないでしょうか。
実は、多くの野菜にとって支柱は生育に欠かせない重要な役割を担っています。支柱を使うことで、植物の成長を助け、収穫量を増やし、病気の発生も抑えることができます。
本記事では、家庭菜園に支柱が必要な理由から、初心者でも簡単にできる支柱の立て方、必要な道具、さらによくある質問まで、プロが分かりやすく解説します。
家庭菜園に支柱が必要な理由とは?

トマトやナス、キュウリなどの野菜は、成長とともに茎が上へと伸びていきますが、実が大きくなるにつれてその重さに耐えきれず、茎が傾いたり倒れたりすることがあります。こうした事態を防ぐには、支柱を立てて茎を適切に支えながら育てることが重要です。
支柱に茎を固定することで、強風などの外的要因にも耐えやすくなり、健康な成長を促せます。適切な支柱の設置は、収穫量を増やすうえでも欠かせない工夫のひとつです。
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家庭菜園初心者が支柱を立てるのに必要な道具は5つ

家庭菜園で支柱を立てる際に必要な道具は、支柱の種類や立て方によって異なりますが、基本的には以下の5つの道具があれば、ほとんどの支柱立て作業を行うことができます。
1.イボ支柱
家庭菜園で支柱といえば、まず思い浮かぶのが「イボ支柱」です。その名の通り、支柱の表面にイボ状の突起が付いているのが特徴です。この突起があることで、誘引紐や植物のつるが絡まりやすく、固定しやすくなっています。
イボ支柱は、素材・サイズともに種類が豊富です。素材は、耐久性・耐候性に優れた樹脂コーティングされたスチール製が一般的です。また、環境に配慮した再生プラスチックを使用した製品もあります。サイズも、直径・長さともに様々な種類があり、育てる植物の大きさや種類に合わせて選ぶことができます。
2.クロスジョイント
クロスジョイントは、支柱を直角に組み合わせる際に便利なアイテムです。ひもを使って支柱を固定する方法もありますが、ジョイントを使えば簡単にはめ込むだけでしっかりと固定できます。
特に家庭菜園を始めたばかりの方にとっては、手間をかけずに安定した構造を作れるため、非常に使いやすいアイテムです。ジョイントにはさまざまなサイズがあるため、使用する支柱に適したものを選ぶことで、より頑丈な組み立てが可能になります。
3.クロスパッチン
クロスパッチンは支柱をしっかりと固定しながら、自由な角度で連結できる便利な部品です。片方を回転させることができるため、直角に組み合わせるだけでなく、斜めに設置したい場合にも対応可能です。
合掌式の支柱を組む際や、補強のために斜めに支柱を追加する場合に役立ちます。支柱の安定性を高めることで、強風などの影響を受けにくくし、家庭菜園をより安全に楽しめるアイテムです。用途に応じたサイズを選び、適切に活用しましょう。
4.ガーデンソフトタイ
ガーデンソフトタイは、植物の茎や枝を支柱に固定するための柔らかい紐です。植物を支柱に固定することで、成長を促進したり、強風や豪雨などの悪天候から守ったりすることができます。
ガーデンソフトタイは、さまざまな種類があり、家庭菜園で重宝するアイテムです。
ガーデンソフトタイを選ぶ際には、素材、長さ、色などを考慮しましょう。素材は、植物に優しいものを選ぶのがおすすめです。長さは、植物の大きさや支柱の高さに合わせて選びましょう。
色は、植物や支柱の色に合わせて選ぶと、景観を損ねません。また、繰り返し使えるタイプや、UVカット加工がされているタイプなど、さまざまな機能が付いた商品もあるので、用途に合わせて選ぶと良いでしょう。
5.園芸ネット
つる性の野菜を育てる際や、スクリーン仕立てで支柱を組む際には、園芸ネットを活用すると便利です。ポリエチレン製の丈夫なネットで、長期間使用できるため、家庭菜園を続けたい方に適しています。
サイズ展開も豊富で、1.8×1.8mをはじめ、栽培スペースや育てる野菜に応じたものを選べます。ネットを設置することで、野菜が絡みやすくなり、風通しや日当たりも良くなるため、健康的な成長を促せるアイテムです。
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家庭菜園初心者におすすめの支柱の立て方は4種類

家庭菜園で支柱を使う際に、初心者の方におすすめの支柱の立て方を4種類ご紹介します。それぞれの立て方には特徴があるので、ご自身の家庭菜園の状況に合わせて最適な方法を選びましょう。
1.直立式
直立式は野菜の苗を植えた際に、それぞれの株ごとに支柱を立てる方法です。支柱は苗の根を傷めないよう、株元から10〜15cmほど離して設置し、安定性を高めるために30cmほどの深さまでしっかりと差し込みます。
強風で倒れるのを防ぐため、複数の支柱を使う場合は、胸の高さあたりで横棒を渡し、麻ひもや結束バンドを使って固定するとより丈夫になります。また、両端に補強用の支柱を追加すると、さらに安定します。少ないスペースで多種類の野菜を育てる家庭菜園に適した支柱の立て方です。
2.合掌式
合掌式は苗を2条植えし、複数の株がある場合には、支柱を斜めに交差させる方法が適しています。畝の両脇に支柱を斜めに差し込み、交差する部分を麻ひもなどでしっかりと固定します。
さらに、交差部分の高さをそろえたうえで横棒を渡し、結びつけることで安定感が増すでしょう。長さ210~240cm、太さ10~20mmほどの支柱を使うと強度が確保しやすくなります。
加えて、補強用の支柱を「たすき掛け」に入れると、より頑丈になり、風による倒伏を防ぐことができます。
3.スクリーン式
スクリーン式は、複数の支柱を立てて園芸ネットを張ることで、つる性の野菜を効率よく育てられる方法です。支柱は苗の列に沿って垂直に挿し込み、深さ20~30cm程度が目安です。
高さを確保するため、上部には別の支柱を水平に渡し、ひもやジョイントでしっかり固定します。より頑丈にしたい場合は、横に渡す支柱を増やし、異なる高さで設置すると強度が増します。
ネットをピンと張ることで、インゲンやエンドウ、キュウリ、ゴーヤなどの生長をサポートでき、狭いスペースでも活用しやすい設置方法です。
4.あんどん式
あんどん式は野菜の株を囲むように支柱を立て、成長をサポートする方法です。設置する際は、苗を囲むように三角形や四角形などの多角形の頂点に合わせて支柱を挿し込みます。
複数の苗をまとめて支える場合は、畝の形状に沿って細長く配置し、支柱同士の間隔は40~50cm程度を目安にします。立てた支柱を一周させるように、一定の高さごとにひもを張り、植物がしっかり絡めるように固定します。
あんどん式は、つる性の野菜や重みのある果菜類の栽培に適しており、狭いスペースでも効果的に活用できます。
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家庭菜園支柱でよくある3つの質問

家庭菜園で支柱を使う際、初心者の方によくある質問をまとめました。
質問1.支柱を立てるコツとは?
屋外の家庭菜園では風による影響を考慮し、支柱をしっかりと固定することが重要です。まず、支柱は十分な深さまで地面に差し込み、目安として20~30cm以上の深さに固定すると安定します。
さらに、基本の立て方に従って支柱を設置した後、補強として斜めに支柱を添えることで強度を高めることができます。支柱同士をひもで連結する際は、しっかりと締め付けるのがポイントです。
ひもを支柱に巻きつけた後、さらに交差部分で2回ほど巻くことで緩みを防ぎ、より頑丈に固定できます。
質問2.誘引作業のポイントは?
野菜が成長するにつれ、主茎を支柱に固定する誘引作業が必要になりますが、植物に負担をかけないよう慎重に行いましょう。ひもを使用する場合は、支柱と茎の周りに8の字を描くように結びつけるのが基本です。
このとき、茎側には余裕を持たせて大きめの輪を作ることで、茎への圧迫を防ぎます。強風が吹いた際も、力が一点に集中せず、植物へのダメージを軽減できます。
また、茎が成長して太くなった際に、ひもが食い込むのを防ぐためにも、適度なゆとりを持たせて誘引しましょう。
質問3.支柱が必要な植物は?
支柱が必要な野菜には、つる性のキュウリやゴーヤ、エンドウ、インゲンなどのほか、トマトやナス、ピーマンなどの果菜類が挙げられます。これらの植物は、つるを支柱に絡ませながら成長するものや、実が重くなることで倒れやすくなるものが多いため、適切な支柱の設置が欠かせません。
また、スイカやカボチャといった地這い性の植物も、支柱を活用することでスペースを有効に使った栽培が可能になります。野菜の種類に応じた支柱の立て方を工夫すれば、生育をより安定させることができます。
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まとめ

本記事では、家庭菜園に支柱が必要な理由、支柱を立てるために必要な道具、初心者にもおすすめの支柱の立て方、よくある質問への回答を通して、支柱の基礎知識を解説しました。
紹介した道具や立て方を参考に、植物の生育に合わせた支柱選びと設置を行い、収穫量の増加や作業効率の向上を目指してみてください。
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