防曇袋(ボードン袋)に「穴あき」と「穴なし」がある理由とは?選び方やよくある質問をご紹介!

2025年4月8日

新鮮な野菜を買ってきたのに、袋の中に水滴がついていたり、しおれていたりしたらがっかりしませんか。実は、野菜を新鮮に保つための袋にも色々な種類があるのです。

本記事では、防曇袋(ボードン袋)の「穴あき」と「穴なし」の違いや選び方、そしてよくある質問を通して、野菜をより長く美味しく保つための知識をご紹介します。

マルトヨ編集部

野菜の袋に防曇袋(ボードン袋)が使用されているのはなぜ?

野菜の袋に防曇袋(ボードン袋)が使用されているのはなぜ?

野菜を新鮮な状態で消費者に届けるため、防曇効果と適度な通気性が重要です。野菜の袋になぜ防曇袋(ボードン袋)が使われているか解説します。

曇りや蒸れを防げる

野菜は収穫後も生きており、常に呼吸をして水分を発しています。その影響で、一般的な袋では内部が曇りやすく、中身の見た目が損なわれるだけでなく、野菜自体が劣化しやすくなるのです。

OPP防曇袋は、袋内の湿度を適切に調整し、結露の発生を抑える特性を持っています。これにより野菜の傷みを防ぎ、長持ちさせることが可能になります。

鮮度を保ち、美しく見せるための工夫が詰まった素材です。

野菜が綺麗に見える

新鮮な野菜は味だけでなく、見た目も重要です。OPP防曇袋は、高い透明性により中身の色や形が鮮明に映え、購入者の目を引きます。

さらに、この袋はしっかりとしたハリのある素材で作られているため、陳列時の印象も良く、売場全体の美しさにも貢献します。加えて、優れた耐久性を持ち、運搬時や保管中にも中身をしっかりと守るでしょう。見た目と品質の両方を支える包装資材です。

関連記事:ボードン袋(防曇袋)とは?選ぶポイントやよくある質問まで詳しく解説します!

防曇袋(ボードン袋)に「穴あき」と「穴なし」がある理由

防曇袋(ボードン袋)に「穴あき」と「穴なし」がある理由

野菜は収穫後も呼吸し、水蒸気を発生させるので袋内に湿気が溜まると蒸れや腐敗の原因になります。

「穴あき」ボードン袋は、この水蒸気を外に逃がし、通気性を確保するために穴が開いています。玉ねぎやじゃがいもなど、比較的乾燥に強く、呼吸量が多い野菜に適しており、蒸れによる傷みを防ぐでしょう。

一方、「穴なし」タイプは、袋内の水分を保持し、野菜の乾燥を防ぐのが目的です。ほうれん草などの葉物野菜やきのこ類のように、水分が失われやすく、しなびやすい野菜の鮮度維持に効果を発揮します。

このように、野菜が持つ「乾燥への強弱」という特性に合わせて「穴あき」と「穴なし」を使い分ければ、適した環境を作り出し、より長く鮮度を保てるのです。

防曇袋(ボードン袋)の選び方

防曇袋(ボードン袋)の選び方

野菜の包装に使う袋は、サイズや厚みによって見た目や扱いやすさが大きく変わります。OPP防曇袋の中でも、8号〜13号は特に流通が多く、価格面でもメリットがありますが、野菜の大きさや形状に合わせた選定が大切です。

袋が合っていないと、商品の魅力が伝わりにくくなります。また、販売場所に応じて袋の厚みの調整も必要です。

用途やコスト、野菜の特性に合わせて最適なタイプを選べば品質維持と販促につながります。

農具・園芸用品の購入に「マルトヨコーポレーション」がおすすめな理由

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野菜袋 穴あきでよくある3つの質問

野菜袋 穴あきでよくある3つの質問

野菜の穴あきの袋についてよくある点を3つまとめました。

質問1.防曇袋(ボードン袋)の一般的な厚みは?

袋の厚みによって、商品の印象や扱いやすさが大きく左右されます。OPP防曇袋は、一般的に0.02mm〜0.025mmの厚さが使われており、用途に応じた選択が重要です。

特に、重さのある野菜を入れる際には、厚みのあるタイプを選ぶと、破れにくく安心して使用できます。また、フィルムにコシがあると見栄えも良く、高級感が演出されます。

中に入れる商品の特徴をよく見極めて、最適な厚みを選ぶことが品質管理には大切です。

質問2.「穴あき」と「穴なし」をそれぞれ使用した方がよい野菜は?

野菜の鮮度を保つには、種類ごとに適した袋を選択するのが大切です。OPP防曇袋には「穴あり」と「穴なし」の2タイプがあり、使い分けが品質に大きく影響します。

れんこんやセリ、きのこ類、大葉、カット野菜のように乾燥に弱いものには、湿度を逃がさない穴なしタイプが適しています。一方、トマトやきゅうり、たまねぎなど蒸れやすい野菜には、通気性のある穴ありタイプが効果的です。

適切な選定が野菜の見た目と鮮度を守ります。

質問3.袋の色合いによる効果とは?

野菜や果物の包装には、透明、黒色、緑色などの袋が使われ、それぞれに特徴があります。透明袋は中身が見えやすく、新鮮さをアピールでき、幅広い商品に適しています。

黒色袋は光を遮断し、葉物野菜やきのこ類の鮮度保持に効果的で、傷なども目立ちにくくなるでしょう。緑色袋は葉物野菜やハーブ類の色を引き立て、鮮やかな印象を与えます。

商品の種類や特性に応じて適切な色を選択すれば、見栄えを良くしながら鮮度の維持ができます。

まとめ

まとめ

野菜の鮮度保持に重要な役割を果たすために防曇袋(ボードン袋)があります。本記事では、防曇袋の機能や選び方、よくある質問への回答を通して、より効果的な野菜の保存方法を解説しました。 

鮮度を保ち、美味しさを長持ちさせるために、ぜひ今回の情報を参考にしてください。

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マルトヨ編集部