【鳥よけ超音波】実際に効果あるの?使用前に知るべき注意点を解説
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ベランダや庭、農地などで鳥の被害に悩まされていませんか?しかし「本当に効果があるの?」「どんな鳥に効くの?」といった疑問をお持ちの方もいるでしょう。
本記事では、超音波による鳥よけの科学的根拠から実際の効果、適切な使用における注意点まで解説します。環境に優しく手間のかからない鳥害対策として超音波は有効なのか、ぜひお読みください。
鳥よけ超音波とは?

鳥よけ超音波とは、特定の周波数の音波を発生させて鳥を寄せ付けない非物理的な鳥害対策装置です。人間には聞こえにくい高周波を利用して、鳥を不快にさせ追い払う仕組みになっています。
この装置は主に以下のような特徴を持っています。
・設置が簡単で物理的な障害物を置かない
・見た目に目立たず景観を損なわない
・電気や電池で動作するため継続的に効果を発揮
超音波タイプの製品は、他の鳥よけ対策(剣山やネットなど)と比べて非侵襲的です。鳥を傷つけず、単に遠ざけるのを目的としています。
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超音波鳥よけの効果

市場には様々な超音波鳥よけ製品が出回っていますが、その効果については賛否両論あります。ここでは、科学的な観点から超音波が鳥に与える影響と、実際の現場での効果について解説していきます。
科学的根拠はあるのか?
超音波による鳥よけ効果については、科学的な裏付けが乏しいことが分かっています。国立研究開発法人 農研機構の研究によると、鳥の聴覚は実は人間よりやや劣っているとされています。
つまり「人間には聞こえないが鳥だけに聞こえる不快な音」という超音波鳥よけの基本原理自体に科学的な根拠がないのです。超音波タイプの商品が一般にあまり見かけないのも、この理由によるものと考えられます。
鳥の種類による効果の違い
超音波による鳥よけ効果は、鳥の種類によって感受性が異なると言われています。
鳥の種類 |
超音波への反応 |
効果の持続性 |
ハト・鳩 |
弱い〜中程度 |
短期的(慣れやすい) |
カラス |
非常に弱い |
ほぼ効果なし |
スズメ |
中程度 |
一時的 |
特にカラスは知能が高く、農研機構の研究でも超音波による忌避効果はほとんど認められていません。一方、比較的小型の鳥では一時的な効果が見られる場合もありますが、帰巣本能の強い鳥(特に既に住み着いている場所)では効果が限定的です。
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超音波鳥よけの限界と注意点3つ

鳥よけ超音波は多くの場所で活用されていますが、万能な解決策ではありません。特に以下の3つのポイントは、超音波鳥よけを導入する前に押さえておきましょう。
1.慣れの問題:長期使用での効果低下
超音波による鳥よけは設置初期には高い効果を発揮しますが、継続使用により鳥が音に慣れ、効果が低下します。特にカラスなど知能の高い鳥は、音に「実害がない」と学習し、食料の魅力が勝れば不快さを我慢するようになります。
農家の事例では、初週は約80%の忌避効果が見られますが、2〜3週で約40%、1ヶ月後には10〜20%まで低下する場合が多いです。対策としては、音のパターン変更や他の鳥よけグッズとの併用が効果的です。
2.環境要因による効果変動
超音波鳥よけの効果は設置環境に大きく左右されます。風が強い日は音が拡散しやすく、風下に向けて設置するのが効果的です。
建物や木などの障害物があると音が遮られ、死角ができやすくなります。また、周囲が騒がしい場所では超音波がかき消されやすく、静かな環境のほうが効果を発揮しやすいです。
さらに雨や雪などの悪天候、気温や湿度の変化も伝達に影響を与えるため、設置場所の確認と調整が重要です。
3.他の動物やペットへの影響
超音波鳥よけ装置は、ペットや家畜など他の動物にも影響を与える可能性があります。これは動物の可聴域が人間とは異なるためです。
動物の種類 |
可聴域 |
人間 |
12~23,000Hz |
犬 |
15~60,000Hz |
猫 |
45~64,000Hz |
ウサギ |
360~42,000Hz |
ハムスター |
80~45,000Hz |
鳥よけ用の超音波装置(一般的に42,000Hz前後)は、特に犬や猫などのペットにとって不快な音となり、ストレスを与える可能性があります。使用開始後にペットの行動に変化が見られる場合は、すぐに使用を中止しましょう。
また、家畜を飼育している農家の近くでの使用や、野生動物の生態系に影響を与える可能性もあるため、設置場所には十分な配慮が必要です。超音波装置を選ぶ際は、周波数調整機能があるものを選び、対象の鳥に効果がある範囲で、他の動物への影響が最小限になるよう設定しましょう。
効果を最大化するための正しい使用法

超音波鳥よけ装置をより効果的に活用するには、適切な使用方法を知ることが重要です。まず、設置場所と方向性を工夫しましょう。
鳥が頻繁に出入りする場所や侵入経路に向けて設置すると、効果が高まります。また、使用頻度と時間帯の調整も効果を左右します。鳥が最も活動する早朝や夕方に集中して稼働させると良いでしょう。
常時作動させると鳥が慣れてしまうため、間欠的な使用がおすすめです。さらに、他の鳥よけ対策との併用が効果的です。
併用におすすめなのは、目玉風船やCDなどの反射物(初期対策に有効)、ネットや剣山などの着地防止装置、餌場や水場の撤去です。
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鳥よけ超音波でよくある質問3つ

鳥よけ超音波について3つの質問に対する回答をご紹介します。
質問1.超音波鳥よけは人間の健康に影響はありませんか?
超音波鳥よけ装置は一般的に人間の健康に影響を与えないとされています。これは、人間の可聴域が約20Hz〜20kHzであるのに対し、鳥よけ超音波装置は通常20kHz以上の周波数で動作するためです。
つまり、人間には聞こえない音域で作動しているのです。ただし、特に敏感な方や幼児、妊婦の方は微細な振動や高周波を感じ取る場合があり、頭痛やめまい、不快感を訴えるケースが稀に報告されています。
また、長時間の使用や複数台の設置による音波の重なりにより、予期せぬ影響が生じる可能性も否定できません。心配な場合は、寝室など長時間滞在する場所から離れた位置に設置することをおすすめします。メーカーの安全基準を満たした製品を選ぶのもいいでしょう。
質問2.超音波鳥よけ装置の電気代はどれくらいかかりますか?
超音波鳥よけ装置の電気代は比較的安価で、多くの製品は省エネ設計されています。一般的な超音波鳥よけ装置の消費電力は5〜20W程度であり、24時間連続使用した場合でも月間の電気代は約30〜300円程度です(電力単価25円/kWhで計算)。
最新のソーラー充電式モデルであれば、晴れた日には電力コストがほぼゼロになるメリットもあります。また、多くの製品はモーションセンサー付きで、鳥が近づいたときだけ作動するタイプもあり、これならさらに電気代を抑えられます。
製品選びの際は消費電力値をチェックし、タイマー機能や間欠作動機能がある製品を選ぶと、効果を維持しながら電気代を最小限に抑えられるでしょう。
質問3.雨や雪などの悪天候でも超音波鳥よけは正常に機能しますか?
悪天候は超音波鳥よけ装置の効果に影響を与える可能性があります。雨や雪、強風などの気象条件は超音波の伝達を妨げ、効果を低減させる場合があります。
特に、雨粒や雪片は超音波を吸収・散乱させるため、到達距離が短くなる傾向があるでしょう。また、屋外用の超音波鳥よけ装置は防水・防塵設計(IP等級表示あり)されているものが多いですが、製品によって耐候性は異なります。
より信頼性を高めるには、IP65以上の防水性能を持つ製品を選び、定期的なメンテナンスを行いましょう。また、悪天候時は鳥の活動自体が減少するため、装置の効果が一時的に見えにくくなる点も考慮しておくべきでしょう。
まとめ

本記事では、超音波による鳥よけの科学的根拠や効果について述べ、鳥の種類によって効果に差があることを明らかにしました。効果を高めるためには、最適な設置場所の選定や使用頻度の調整、他の鳥よけ対策との併用が重要です。
状況に応じた対策の組み合わせと定期的な効果確認を行いながら、最適な鳥害対策を実践していきましょう。
なお、マルトヨコーポレーション株式会社は、家庭菜園やガーデニングに初めて挑戦する方におすすめの手軽な園芸用品から、農業を本格的に営むプロの方々が求める高品質な農具・資材まで、幅広く取り揃えている農具・園芸の専門商社です。
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