【2024年最新】おすすめの草刈機メーカー7選|草刈機の種類やメーカーの選び方も解説!

2024年8月20日
【2024年最新】おすすめの草刈機メーカー7選|草刈機の種類やメーカーの選び方も解説!

草刈機の購入を検討している方で、メーカー選びに悩んでいる方もおられるのではないでしょうか。草刈機は、さまざまなメーカーで販売されており、それぞれに特徴やタイプが異なります。

本記事では、おすすめの草刈機メーカーや草刈機の種類、メーカーの選び方をご紹介します。また、よくある質問も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

マルトヨ編集部

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草刈機とは?

草刈機とは?

草刈機は、庭や林業における草や枝を切るための機械です。動力源としては、エンジンやバッテリーが使用され、さまざまなシーンで活躍しています。

草刈機のタイプは、ショルダーベルトを使って肩に掛け、ハンドルを握って操作するものが一般的です。さらに、車輪とハンドルが付いている手押し式のタイプも存在します。

また、草刈機を安全に操作するためには、「刈払機取扱作業者」という国家資格があり、業務で使用する場合にはこの資格が求められます。個人での使用に関しては資格は不要ですが、安全な操作方法の理解が欠かせません。

使用用途

草刈機は、家庭の庭や畑、山林の管理にも役立つツールです。エンジンの大きさや刃の種類は、使用する場所や目的によって異なります。

最近では、小型で安価なモデルも登場し、一般家庭でも簡単に入手できるようになりました。しかし、手軽に使えるようになった反面、安全に関する注意が必要です。

刃に触れて怪我をしたり、飛び石で事故が発生する可能性があるため、安全に使用するためには、適切な知識と装備が求められます。また、ハンドルを離すと自動的に刃が停止する安全機能が備わっている製品が増えてきています。

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草刈機の種類

草刈機の種類

次は、草刈機の種類について解説します。

  • 動力
  • ハンドル

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

1.動力

動力の違いによるタイプとしては、以下が挙げられます。それぞれの草刈機にはメリット・デメリットがあるため、使用環境に合わせて適切なものを選ぶことが大切です。

  • エンジン式草刈機

強力なパワーを発揮し、広範囲の草刈り作業に最適。しかし、手入れが複雑でエンジン音が大きく、住宅地での使用には注意が必要となる

  • コード式草刈機

静かで扱いやすく、燃料切れや充電切れの心配はないが、電源コードの届く範囲でしか使用できない

  • 充電式草刈機

コードレスで操作が簡単だが、バッテリーの容量により連続使用時間が制限されるため、使用前に十分な充電が必要になる

2.刃

草刈機の刃の違いによるタイプとしては、以下が挙げられます。

  • ナイロンカッター

ナイロンコードを使って草を刈り取るもので、やわらかくて短い草に適している。ナイロンのコードが柔軟にしなるため、火花が出にくく刃が欠けにくいのが特徴

  • チップソー

円形の金属製の刃で、ステンレスや鋼、アルミなどの硬い素材で作られている。概ねすべての草を刈ることができ、切れ味が落ちた場合には研ぎ直せば何度も使用できる

  • 金属刃

刃数に応じて用途が変わり、少ない刃は広い範囲を、刃数が多いものは密集した草や硬い草を刈るのに適している

  • 樹脂刃

金属刃よりも安全で、硬いものに当たっても跳ね返りが少なく、安全性が高い。消耗した刃の交換が簡単にできるため、経済的で初心者や女性におすすめできる

3.ハンドル

ハンドルの刃の違いによるタイプとしては、以下が挙げられます。

  • 両手ハンドル

U字型のハンドルを両手で握り、左右に動かしやすい。平坦な場所での作業に向いており、安定した動作が可能

  • ループハンドル

輪状のハンドルを片手で操作するため、傾斜地でも使いやすい。体への負担が少なく、小回りが利くので狭い場所でも効果的に刈り取れる

  • 背負い式ハンドル

本体を背負い、ハンドルを手に持って操作する。重い部分を背負うため疲れにくく、長時間の作業にも適している

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草刈機メーカーの選び方

草刈機メーカーの選び方

草刈機を選ぶ際は、メーカーごとの専門分野を理解することが大切です。草刈機の製造を専門としているメーカーは少なく、多くのメーカーは農機具や造園機器、林業用機械、自動車、バッテリーなど、ほかの得意分野があります。

このため、それぞれのメーカーがほかにどのような機械を製造しているかを把握しておくと、そのメーカーの技術力や信頼性を判断する材料になります。たとえば、自動車メーカーの草刈機はエンジン技術に優れ、バッテリーメーカーの草刈機は電動機器に強いのが特徴です。

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おすすめの草刈機メーカー7選

次は、おすすめの草刈機メーカーについて紹介します。

  • オーレック
  • ホンダ
  • 共立
  • 丸山製作所
  • クボタ
  • ヤンマー
  • ゼノア

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

1.オーレック

1.オーレック

参考:オーレック

「オーレック(OREC)」は、農業機器の製造・販売において幅広い製品ラインナップを展開する企業です。自走式・乗用草刈機の分野で、国内シェア40%を超えるリーダー企業として知られています。

また、「世の中に役立つものを誰よりも先に創る」という創業者の精神を継承し、革新的な草刈機を多く開発しています。さらに、オーレックの草刈機はすべて車輪付きであり、大型のものから小型で斜面に適したタイプまで、多様なニーズに応える製品を取り揃えているのが特徴です。

2.ホンダ

2.ホンダ

参考:ホンダ

「ホンダ(HONDA)」は、世界的な自動車メーカーとして名高く、技術力は農業用機械にも反映されています。ホンダの草刈機は、高性能なエンジンを搭載し、斜面での作業に適した肩掛けや背負い式の刈払機から、広範囲の草を短時間で刈る自走式草刈機まで多彩なラインナップが特徴です。

たとえば、2021年に登場したロボット草刈機は、自動で雑草を刈る機能を持ち、ロボット掃除機のような便利さを提供しています。

3.共立

3.共立

参考:共立

「共立(KYORITZ)」は、日本で著名な小型屋外作業機械と農業用機械のメーカー「やまびこ」のブランドです。1946年の設立以来、高品質な製品を提供し続けており、国内外で信頼を築いています。

また、環境保護と安全性を重視し、厳しい基準をクリアした製品を展開しており、軽量化と高出力を追求した草刈機が人気です。チェンソーやガーデンシュレッダー、動力噴霧器など、農業に関連する多彩な製品ラインナップも魅力で、利用者から高い評価を得ています。

4.丸山製作所

4.丸山製作所

参考:丸山製作所

「丸山製作所」は、120年の歴史を誇っており、農業用および林業用機械の製造で高い評価を得ています。草刈機は、家庭用からプロ用まで幅広いラインアップを揃えており、強力なエンジンと軽快な操作性が特徴です。

さらに、環境に配慮した「リサーキュレーター方式ecoエンジン」を採用しており、排気ガス中の有害物質を削減しています。防災関連機器や産業用機械の製造も手がけ、広い範囲を効率的に作業できる自走式・乗用式の草刈機も提供しています。

5.クボタ

5.クボタ

参考:クボタ

「クボタ」は、国内の農機具メーカーでトップクラスのシェアと売上を誇っており、幅広い草刈機を提供しています。手押し式と自走式のモデルが多く、充電式とガソリン式の両方を取り揃えています。

さらに、園芸に適した軽量モデルから、広い刈幅で強力に草刈りができるモデルまで、用途に応じて選べる多様なラインナップが特徴です。また、肩掛け式や背負い式の草刈機は、丸山製作所とゼノアのOEM製品として提供されています。

6.ヤンマー

6.ヤンマー

参考:ヤンマー

「ヤンマー」は、高い知名度と信頼性から、農機具は種類を問わず人気があります。とくに、ガソリン自走式草刈機は、軽量かつコンパクトな設計のため、障害物が多い場所でも簡単に操作できます。

さらに、刈り取った草は細かく切断され、自然に土に還るため、環境にも優しいのが特徴です。ヤンマーの草刈機は、効率的で使いやすい面が評価されています。

7.ゼノア

7.ゼノア

参考:ゼノア

「ゼノア」は、1910年に東京瓦斯電気工業として創業し、2007年にはスウェーデンのハスクバーナ社と統合してハスクバーナ・ゼノアとなりました。ゼノアの草刈機の特徴は、プロフェッショナル向けの高性能と環境への配慮です。

独自の「ストラト・チャージドエンジン」技術により、排ガス規制にいち早く対応し、高いエンジン性能を実現しています。また、農業や林業に適した機器も多く、肩掛け式や背負い式など、さまざまなタイプが揃っており、ユーザーのニーズに応えています。

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草刈機メーカーでよくある3つの質問

草刈機メーカーでよくある3つの質問

最後に、草刈機メーカーでよくある質問について紹介します。

  • 質問1.草刈機の基本的な使用方法は?
  • 質問2.草刈機と芝刈り機の違いは?
  • 質問3.草刈機を使用する際の注意点は?

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

質問1.草刈機の基本的な使用方法は?

肩掛けベルトがある場合、肩掛けベルトの長さを調整し、体にフィットさせます。刃は、地面から少し浮かせた水平な位置を保ちましょう。

また、U字ハンドルがある場合、両手でしっかりとグリップを握り、足は肩幅程度に開いて安定した姿勢をとります。ハンドルがないタイプでは、両手でグリップをしっかりと握ってください。

草刈機の動かし方については、機体を身体の右側に位置させ、肩掛けベルトを左肩にかけるのが基本です。さらに、刃を「右から左」に動かし、反時計回りの回転に合わせて刈り取りましょう。

しかし、逆方向に動かすと、キックバックのリスクが高まるため、草の左側に刃を当てるようにして刈り取ります。足の動かし方は、「すり足」で右足を前に出して小さな歩幅で進むと、刈り残しを防ぎながら作業を進められます。

なお、草刈りで上手に刈るためのコツについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

関連記事:草刈り機で上手に刈るためのコツは5つ|草刈りの基礎知識や草刈り機の使用方法もご紹介!

質問2.草刈機と芝刈り機の違いは?

草刈機と刈払り機は、どちらも庭や空き地の雑草を効率的に刈り取るための園芸用機器です。バッテリーや電源を使用してモーターを駆動し、回転する刃で草を刈ります。

エンジン式のものと比較して、小型で軽量なため長時間の使用でも疲れにくく、初心者でも簡単に操作できるのが特徴です。また、作業中の音が比較的静かであるため、住宅街でも周囲を気にせず使用できます。

さらに、ガーデニングや家庭菜園のメンテナンス、空き地の整備に便利です。しかし、芝生の手入れには専用の芝刈り機を使用するのがおすすめです。

質問3.草刈機を使用する際の注意点は?

草刈機を使用する際は、安全対策を徹底する必要があります。草刈機は、鋭利な刃が高速で回転するため、操作ミスが重大な事故につながりかねません。

このため、作業前には機器の状態を点検し、周囲に障害物がないか確認しましょう。刃に草が絡まった場合は、必ず電源を切ってから取り除いてください。

また、作業中に石や枝が飛び散る場合があるため、保護具の着用が必須です。ヘルメットや保護メガネ、防振手袋を使用し、安全に作業しましょう。

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まとめ

まとめ

本記事では、おすすめの草刈機メーカーや草刈機の種類、メーカーの選び方をご紹介しました。

草刈機は、庭や畑、農地などで野草を効率的に刈り取るための機械です。動力源や刃の種類、ハンドルの形状により多様なモデルがあり、用途に応じて選ぶことが大切です。

また、メーカー選びでは、メーカーごとの専門分野を理解するようにしましょう。おすすめのメーカーとしては、オーレックやホンダ、共立、丸山製作所、クボタ、ヤンマー、ゼノアがあり、それぞれ特色ある製品を提供しています。購入する前に、それぞれの特徴を比較検討してみてください。

なお、マルトヨコーポレーション株式会社は、農具・園芸の総合商社として、初心者用商品からプロの方にご満足いただける商品まで、幅広い商品を取り扱っています。⇒マルトヨコーポレーション株式会社

マルトヨ編集部

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