草刈り機の刃の向きや動かし方とは?正しい使い方や作業する際のコツ、注意点まで徹底解説!
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草刈り機は、農業やガーデニングで雑草を取り除くために便利なアイテムですが、誤った使い方をすると怪我のリスクが高まります。このため、正しい使用方法を理解しておきましょう。
本記事では、草刈り機の刃の向きや動かし方について解説します。また、正しい使い方や作業する際のコツ、注意点についても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
草刈り機の刃の向きや動かし方とは?
草刈り機の刃は反時計回りに回転するため、右から左へ刃を動かすと安全に使用できます。一方で、刃を左から右に動かし、硬いものにぶつけるとキックバックという現象が起こります。
キックバックが起こると刃の制御が難しくなり、大怪我につながるリスクがあるため、草刈り機を使用する際は常に右から左へ動かして、無理な動作を避けましょう。
草刈り機の正しい使い方
次に、草刈り機の正しい使い方について解説します。
- 構え方
- 体の動かし方
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
構え方
草刈り機のハンドルや刃の種類によりますが、右利きの人は草刈り機を体の右側に持つのが基本です。ベルトや刃の位置を調整して持ちやすい長さに設定しましょう。
次に、シャフト部分を腰にしっかり当てて、本体を体から離さず引き寄せるように持つと安定します。エンジンをかける前に刃を左右に振って違和感がないか確認してみてください。
体の動かし方
草刈り機を使う際は、体の動かし方に注意が必要です。エンジン式の草刈り機は、エンジンやガソリンの重さがあるため無理な使い方をすると腰を痛めます。
ハンドルを腕だけで動かすのではなく、体全体を使って動かしましょう。草刈り機を腰に当てて、肩幅程度の幅で上半身をひねりながら刃を振ると体への負担を軽減できます。前に進むときは右足からすり足のように進むと安全です。
草刈り機で作業する際のコツは3つ
次に、草刈り機で作業する際のコツについて解説します。
- 刃を地面から浮かせてエンジンをかける
- 刃は左に傾けて斜めに入れる
- 草が絡む場合は刃の回転数を上げる
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
刃を地面から浮かせてエンジンをかける
エンジン式草刈り機のエンジンを始動するときは、刃の位置に注意しましょう。エンジンがかかるとアイドリング状態でも刃が回転しはじめるため、刃を地面に接触させたまま始動すると故障や怪我の原因になります。
刃が石や地面に引っかかると機械に負担がかかるだけでなく、キックバックが発生し事故につながるリスクがあるため、刃を少し浮かせてから始動させてください。
刃は左に傾けて斜めに入れる
草刈り機の刃は反時計回り(左回転)に設計されているため、作業時は刃を少し左に傾けると効率よく刈れます。左に傾けると草が刃にしっかり捕まりスムーズに刈り取れるため、密集した草地や太い茎の草を刈る際に効果的です。
正しい角度で使用すれば、刃の摩耗を抑えられて長時間の草刈りでも疲れにくくなります。
草が絡まる場合は刃の回転数を上げる
草刈り機の切れ味が悪く、草が絡まると感じた際は、刃の回転数を上げてみましょう。高回転にすると切れ味が向上し、スムーズに草が刈れます。
とくに茎が硬く細長い雑草、たとえばイヌビエやオヒシバなどを刈る際は、回転数に注意して操作すると効果的です。
草刈り機で作業する際の注意点は3つ
次に、草刈り機で作業する際の注意点について解説します。
- 作業中は周囲に人を入れない
- 機械の調子が悪い場合は使用を控える
- 長期間使用しない場合は燃料を抜いておく
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
1.作業中は周囲に人を入れない
草刈り機を使用する際は、作業者だけでなく周囲の安全にも注意を払う必要があります。飛び散る石などが原因で怪我をさせる恐れがあるため、作業エリアの周囲15メートル以内に人がいないかを確認しましょう。
人が近づいた場合は、すぐにエンジンを停止して周囲の安全を確認してから作業を再開させましょう。
2.機械の調子が悪い場合は使用を控える
草刈り前の点検や作業中に機械の調子が悪いと感じたら、無理に使わず作業を中断しましょう。無理な使用は、故障や事故、怪我の原因につながる可能性があります。
よくある不具合としては、オイル切れでエンジンが故障したり、スパークプラグが劣化してエンジンがかからなかったりするケースがあります。不安な場合は、購入店やメーカーに確認しましょう。
3.長期間使用しない場合は燃料を抜いておく
ガソリンなどの燃料は時間の経過とともに劣化する特性があり、揮発性が低下してエンジンの始動が困難になるだけでなく、エンジン内部にダメージを与えて正常に動作しなくなる恐れがあります。
草刈りシーズンが終了して長期間使用しない場合には、タンクのガソリンを完全に抜いて保管しましょう。必要であれば、エンジンを少し動かして残った燃料を排出しておくと、草刈り機の性能が保てて安全に使用できます。
草刈り機の刃の向きでよくある3つの質問
次に、草刈り機の刃の向きでよくある質問について解説します。
- 草刈り機の刃の種類は?
- 草刈り機の刃を交換するタイミングは?
- 注意が必要なキックバックとは?
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
質問1.草刈り機の刃の種類は?
草刈り機の主な刃の種類については以下のとおりです。
- 金属刃
チップソーという目が細かいノコギリ状で、一般的な雑草に適している。大きめな刃が2〜8枚付いており、硬く太い茎の雑草で使用する場合が多い
- 樹脂刃
ナイフ状で回転音が小さく、障害物に当たったときのキックバックが起きにくい。デメリットとしては、摩耗が早いため、頻繁に交換する必要がある
- ナイロンコード
細長いナイロン紐を回転させて草を刈る仕組みで、キックバックの危険性が低い。デメリットとしては、樹脂刃と同じく摩耗が早いため、頻繁に交換が必要になる
なお、おすすめの草刈り機メーカーについては、こちらの記事で紹介しています。
関連記事:【2024年最新】おすすめの草刈機メーカー7選|草刈機の種類やメーカーの選び方も解説!
質問2.草刈り機の刃を交換するタイミングは?
草刈り機の使用頻度は人によって異なります。このため、刃を交換するタイミングは一概にはいえません。たとえば、専業農家では頻繁に使用しますが、一般家庭では年に数回しか使わない場合がほとんどです。
このため、刃の交換のタイミングは期間ではなく、見た目や使用感を基準に判断することが大切です。チップソーやナイロンコードの状態を確認し、劣化や摩耗が見られたら交換するようにしましょう。
質問3.注意が必要なキックバックとは?
キックバックは、草刈り機の回転刃が硬い物体や障害物に衝突したときに、本体が急に逆方向に跳ね返る現象です。キックバックによって草刈り機の制御を失ってしまうと、重大な事故につながる可能性があります。
とくに、金属製の刃を使用している場合は、障害物に当たって刃が欠けてしまうと損傷し、さらに危険です。作業を始める前には必ず、作業エリア内の障害物をできるだけ排除し、草刈り機がスムーズに動ける環境を整えましょう。
まとめ
本記事では、草刈り機の刃の向きや動かし方、作業する際のコツ、注意点について解説しました。
草刈り機を使用する際は、右から左へ刃を動かすようにしてください。これは、草刈り機の刃が反時計回り回転するためです。もし、刃を左から右に動かし、硬いものにぶつかった場合、キックバックという現象が起こるリスクがあります。
草刈り機の構え方としては、右利きの人は草刈り機を体の右側に持つのが基本です。ベルトや刃の位置を調整し、シャフト部分を腰にしっかり当てて、本体を体から離さず引き寄せるように持つようにしてください。
また、草刈り機を使用する際は、周囲に人が近づかないように注意してください。さらに、草刈り機の調子が悪い場合には、無理に使用するのは避けましょう。このようなポイントに注意し、草刈り機を安全に使用するようにしてください。
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