バッグシーラーの使い方とは?使用するメリット・デメリットやテープの特徴を徹底解説!

2024年12月17日

バッグシーラーの基本的な操作方法やメリットについてご存知でしょうか。バッグシーラーは、食品や農産物などの包装作業に欠かせない機器で、バックシーラーテープと組み合わせれば、効率的に封ができます。

本記事では、バッグシーラーの使い方や使用するメリット・デメリット、テープの特徴をご紹介します。また、よくある質問も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

マルトヨ編集部

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バッグシーラーとは?

バッグシーラーとは?

バッグシーラーは、食品や農産物などの包装作業に欠かせない機器で、袋の口を簡単かつ確実に閉じられます。専用のバッグシーラーテープを使用して、袋をスリットに通すだけで自動的に封を施す仕組みです。

この操作は迅速で直感的なため、多くの業界で効率化を実現しています。パンや青果物のパッケージングで利便性が評価されており、作業時間の短縮やコスト削減にも寄与しています。また、しっかりとしたシールが可能なため、内容物の鮮度や品質を保てる点も大きなメリットです。

一般的な使用シーン

バッグシーラーテープの一般的な使用シーンは、以下のとおりです。

  • 野菜や果物

種類や内容物を区別するために色やデザインを活用できる

  • お菓子やパン

商品を可愛らしく演出しつつ、鮮度を保つ役割も果たす

  • 家庭用品や化粧品

内容物を清潔に保ちながら、輸送や保存の利便性を向上させる

  • 工業製品

小さな部品や小売包装に適しており、保護や効率的な出荷が実現する

 

ほかにも、電子機器や文房具、衣料品などさまざまな分野で、活用されています。種類や要件に合わせて、さまざまなタイプがある点も特徴です。

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バックシーラーを使用するメリット・デメリット

バックシーラーを使用するメリット・デメリット

次は、バックシーラーを使用するメリット・デメリットについて解説します。

  • メリット
  • デメリット

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

メリット

バックシーラーは、袋詰め作業を効率化して、商品の仕上がりを向上させる便利な道具です。従来の手作業では、袋を抑えながら片手でシールを貼るため、時間がかかり作業のばらつきが生じる場合もありました。

しかし、バックシーラーを使用すれば、初心者でも短時間で美しい仕上がりが可能です。また、テープの切り口が整うため、商品包装の見栄えが向上します。

さらに、電源が不要な仕様のため、持ち運びが容易で、さまざまな作業環境に対応可能です。これにより、移動が多い現場や電源確保が難しい場所でもスムーズに作業を進められます。バックシーラーは、作業効率と仕上がりの両面で頼れる存在です。

デメリット

バックシーラーを活用する際には、以下のデメリットがあげられます。

  • ビニール袋の厚みが必要

適切な厚みでないとシールが不完全になる可能性がある。このため、使用する袋の仕様とバックシーラーの対応範囲を事前に確認する必要がある

  • 紙製のテープの場合、詰まりやすい

紙製テープの繊維がカッター部分に詰まり、作業効率が低下する場合がある。このようなトラブルを防ぐためには、使用後の定期的な清掃やメンテナンスが必要になる

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バッグシーラーの使い方

バッグシーラーの使い方

バッグシーラーの使い方は、以下のとおりです。バックシーラーを使用する際は、専用テープを活用するのがおすすめです。

  • 内容物を袋へ入れる

袋の封を閉じる余裕を考慮して、少し長めの袋を使い、内容物を袋に入れる。封をする部分を決めたら、袋の上部を数回ねじり、中身を保護しながらしっかりと固定する

  • テープを付ける

ねじった部分をバッグシーラーのスリットに押し入れる。この際、適度な力を加える必要があるため、中身にダメージを与えないよう注意が必要となる

  • カットする

必要に応じて、袋の余分な部分をハサミでカットすれば、見た目がきれいに仕上がる

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バッグシーラーテープの種類や特徴

バッグシーラーテープの種類や特徴

袋の口を封じるために使用されるテープは、さまざまな素材と特長を持っています。セロファンフィルム製は手で簡単に切れるため、開封が容易で便利です。一方、PETフィルム製は防湿性や耐水性が高く、鮮やかな発色が特徴です。

どちらのタイプも、バッグシーラー機にセットするだけでスムーズに使用でき、作業効率を向上させます。また、製造ラインや商品を識別しやすくするために、複数のカラーオプションが用意されています。

さらに、柔らかな風合いと温かみのあるデザインが魅力のパステルカラーの和紙を使用したタイプもあり、用途に応じて選べる点もメリットです。これらのテープは、機能性とデザイン性を兼ね備えた便利なアイテムです。

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バッグシーラーテープの交換方法

バッグシーラーテープの交換方法

バッグシーラーテープの交換方法は、以下のとおりです。

  • リールにセットする

古いテープを取り外し、リール部分に新しいテープを装着する。テープの粘着面が上向きになるように正しくセットする点がポイントとなる

  • テープを引き出す

テープを適切な長さまで引き出して、ハサミで一度切り揃える。これにより、次回以降はスリット部分にテープを押し込むだけでスムーズにシーリングが可能になる

 

機器のタイプによって操作方法が異なる場合があるため、事前に取扱説明書を確認しましょう。正しい方法で交換すれば、作業効率を保ちつつバッグシーラーを快適に使用できます。

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バッグシーラー 使い方でよくある3つの質問

バッグシーラー 使い方でよくある3つの質問

最後に、バッグシーラーの使い方でよくある質問について紹介します。

  • 質問1.バックシーラーの選び方は?
  • 質問2.バッグシーラーテープを簡単に開ける方法は?
  • 質問3.野菜を入れるのに最適な袋は?

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

質問1.バックシーラーの選び方は?

バッグシーラーを選ぶ際には、機能や特徴を比較して自分の用途に合ったものを選びましょう。たとえば、軽い力でテープを切れるタイプは作業負担が少なく、長時間の使用でも疲れにくい点がメリットです。

また、シール後にテープがきれいに仕上がり、カールが目立たない製品は、見た目を重視する包装に適しています。さらに、テープ交換が簡単にできるものは、作業効率を高めるために役立ちます。

製品によってこれらの特徴が異なるため、購入前には自分の作業環境やニーズを考慮して、適切なモデルを選ぶようにしましょう。

質問2.バッグシーラーテープを簡単に開ける方法は?

野菜袋を止めているシールは、しっかりと貼り付いているため、取り外しに手間取る場合があります。効率的に開けるためには、以下の方法を試してみてください。

  • 袋の下部、つまり野菜が入っている側を確認して、その部分を軽く持つ
  • 袋の端を左右に引っ張るように動かす
  • シール付近に三角形の隙間ができる
  • その隙間をさらに広げると、スムーズに袋を開けられる

慣れると素早く作業できるため、日常の手間を減らせます。

質問3.野菜を入れるのに最適な袋は?

野菜の包装に適した袋を選ぶ際は、鮮度を保ちつつ曇りを防ぐ性能が必要なため、ボードン袋は優れた選択肢です。この袋には、界面活性剤が含まれており、野菜が袋内で呼吸をしても表面が曇りにくい特性があります。

このため、見た目の鮮やかさが維持され、商品の魅力が高まります。また、野菜は収穫後も呼吸を続けるため、適切な袋を使用しないと内部に湿気がこもりやすく、これが腐敗の原因になりかねません。

ボードン袋は、湿気や蒸れを抑える設計になっているため、野菜の品質保持に最適です。鮮度と見栄えを両立させるには、ボードン袋の活用が効果的です。

なお、ボードン袋(防曇袋)については、こちらの記事で詳しく解説しています。

関連記事:ボードン袋(防曇袋)とは?選ぶポイントやよくある質問まで詳しく解説します!

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まとめ

まとめ

本記事では、バッグシーラーの使い方や使用するメリット・デメリット、テープの特徴をご紹介しました。

バッグシーラーは、専用のバッグシーラーテープを使用して、袋をスリットに通すだけで自動的に封を施す仕組みです。野菜や果物、お菓子、パン、家庭用品、化粧品など、さまざまな分野で活用されています。

メリットとして、作業の効率化や密封性の向上があげられます。しかし、適切な厚みでないとシールが不完全になる可能性や紙製テープの繊維がカッター部分に詰まりやすい点がデメリットです。

バックシーラーテープには、開封が容易なセロファンフィルム製や、防湿性や耐水性が高いPETフィルム製があります。さらに、柔らかな風合いと温かみのあるデザインが魅力のパステルカラーの和紙を使用したタイプもあり、用途に応じて選べる点もメリットです。

また、バッグシーラーテープの交換方法やバックシーラーの使用方法は、機器のタイプによって操作方法が異なる場合があるため、事前に取扱説明書を確認しましょう。

なお、マルトヨコーポレーション株式会社は、農具・園芸の総合商社として、初心者用商品からプロの方にご満足いただける商品まで、幅広い商品を取り扱っていますマルトヨコーポレーション株式会社

マルトヨ編集部

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