観葉植物の土のカビ対策!清潔な環境を作る5つのステップ
観葉植物の土のカビとは、土壌に含まれる有機物を栄養源として繁殖する菌類です。「白いふわふわが気持ち悪い」「部屋の空気がよごれそうで不安」と感じているのではないでしょうか。
カビは直ちに除去して、環境を根本から見直すべきです。なぜなら、放置は植物の生育を阻害するだけでなく、アレルギーなど人の健康にも悪影響を及ぼすリスクがあるからです。
再発を確実に防ぐために、以下の重要ポイントを実践しましょう。
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ポイント①無機質の土を使用して栄養源を断つ
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ポイント②風通しを良くして湿気を逃がす
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ポイント③水やりの頻度を見直して乾燥気味に管理する
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ポイント④直射日光を避けて明るい日陰を選ぶ
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ポイント⑤化粧石で土の表面をカバーする
この記事では、カビの基礎知識や安全に行えるカビ除去方法、カビを寄せ付けない環境作りのコツを詳しく解説します。また、よくある質問も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

今すぐ実践!観葉植物の土のカビを安全に除去する3つの方法

カビを見つけた瞬間にすべき対応は、胞子を部屋中に拡散させないように静かに除去する作業です。ここでは、状況に応じた具体的な対処方法を紹介します。
方法①表面の土を取り除く
手軽で即効性のある方法は、カビが生えている部分の土を物理的に取り除く作業です。用意するものや手順は、以下のとおりです。
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用意するもの
使い捨てのスプーン、新聞紙、ビニール袋、マスク、手袋
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手順
- マスクと手袋を着用して、胞子を吸い込まないように対策する
- スプーンを使って、カビが生えている周囲の深さ2〜3cm程度の土をすくい取る
- 取り除いた土はすぐにビニール袋に入れて密閉して、廃棄する
- 減った分の土には、新しい清潔な土を補充します。
この方法は、カビの発生が初期的で、表面だけに留まっている場合に有効です。
方法②消毒用エタノールで殺菌する
表面の土を取り除いた後や、うっすらと広範囲にカビが見られる場合は、アルコール消毒が効果的です。用意するものや手順は、以下のとおりです。
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用意するもの
消毒用エタノール(スプレータイプ)、ティッシュ
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手順
- 植物にかからないように注意し、土の表面全体に消毒用エタノールを吹きかける
- 植物への影響が心配な場合は、水で薄めたお酢や園芸用カビ取り剤を検討する
エタノールは揮発性が高いため土に残留しにくく、手軽に殺菌可能です。植物の根に直接かかるとダメージを与える可能性があるため、表面の殺菌に使用しましょう。
方法③新しい土に植え替える
カビが何度も再発する場合や、土全体に菌糸が回っている可能性がある場合は、土をすべて入れ替える方法が確実です。手順は、以下のとおりです。
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手順
- 屋外などの通気性のよい場所で、鉢から植物を抜き取る
- 古い土をできるだけ丁寧に落とす
- 根に絡みついたカビも優しく取り除く
- カビが生えている鉢はきれいに洗い、消毒するか、新しい鉢を用意する
- 新しい清潔な土を使って植え替える
この方法は、手間がかかりますが、カビの原因となる「汚染された土」を完全にリセットできるため、根本的な解決策として推奨されます。
カビの再発を徹底的に防ぐ!清潔な環境を作る5つのポイント

除去した後の大切な課題は「再発防止」です。カビが好む「湿気・栄養・温度」の条件を揃えない工夫がカギとなります。
ポイント①無機質の土を使用して栄養源を断つ
カビ対策で効果的なのは、土の選び方の変更です。腐葉土や堆肥などの「有機質」の土は植物の栄養になりますが、同時にカビのエサにもなります。
このため、赤玉土や鹿沼土、パーライト、バーミキュライトなどの「無機質用土」をメインに使用してください。これらは有機物を含まないため、カビやコバエが発生しにくくなります。室内用の観葉植物専用土として販売されているものの多くは、このような配合です。
ポイント②風通しを良くして湿気を逃がす
カビは、空気が滞留する場所を好むため、室内の通気性の確保が大切です。このため、窓を開けて換気を行う時間を増やしましょう。
窓がない部屋や密閉性が高い部屋では、サーキュレーターや扇風機を活用して、部屋の空気を循環させます。植物に直接強い風を当てるのではなく、空気が流れるように微風を送る方法がコツです。
ポイント③水やりの頻度を見直して乾燥気味に管理する
土が常に湿っている状態は、カビにとって天国であるため、水のやりすぎは根腐れの原因にもなります。「土の表面が乾いたら」ではなく、「土の中までしっかり乾いてから」水を与えてください。
指を土に挿したり、割り箸を使って内部の湿り気を確認したりすると確実です。受け皿に溜まった水は必ず捨てましょう。
なお、根腐れを植物から救う対処と予防テクニックについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:【根腐れ対処】今すぐできる植物を救う対処と予防テクニック
ポイント④直射日光を避けて明るい日陰を選ぶ
カビは暗く湿った場所を好みますが、殺菌のために急な直射日光に当てるのは避けてください。強い光は、植物に「葉焼け」などのダメージを与えます。
このため、レースのカーテン越しのような、柔らかい光が当たる明るい日陰がおすすめです。適度な紫外線には殺菌効果があり、土の乾燥も早まります。
風通しのよい明るい環境を整えることは、カビの繁殖を抑えつつ、植物を健康に育てるための大切なポイントです。
ポイント⑤化粧石で土の表面をカバーする
土の表面を無機質の素材で覆うと、カビの胞子が栄養源となる土に直接付着するのを防ぐ、物理的なバリアを作れます。具体的には、飾り石(化粧石)やココヤシファイバーなどを土の上に敷き詰めます。
無機質の化粧石は清潔感を保ちやすく、見た目もおしゃれになるため一石二鳥です。水やりの際の土の跳ね返りも防げるため、衛生的な環境を維持したい方におすすめの方法です。
観葉植物の土カビの3つの基礎知識

見た目の不快さだけでなく、根本的な原因やリスクを把握しておけば、再発を防ぐための適切な対策を講じられます。ここでは、カビが発生するメカニズムや健康への影響、種類の見分け方について解説します。
カビが発生する主な原因
カビの発生には、主に以下の要因が深く関係しています。
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湿度
水のやりすぎや梅雨時期の高い湿度がこれに当たる
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温度
20度〜30度前後は人間や植物だけでなく、カビにとっても快適な温度帯となる
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栄養
有機用土(腐葉土など)や肥料の残りカスがカビのエサとなる
これら3つの条件が揃うと、空気中に浮遊しているカビの胞子が土に定着して、爆発的に繁殖します。
放置した場合の人体への影響
観葉植物のカビを放置すると、単なる見た目の問題だけではなく、私たち人間の健康に悪影響をおよぼすリスクがあります。カビの胞子が室内の空気中に舞い上がり、それを日常的に吸い込み続けると、アレルギー性鼻炎や皮膚炎の原因になる場合があります。
さらに状況が悪化すると、「過敏性肺炎」などの深刻な呼吸器系疾患につながるリスクも否定できません。免疫力の低い小さなお子様や高齢者、ペットがいるご家庭では、被害が出る前に早急な対処が求められます。
カビの種類と見分け方
カビの代表的な種類には、以下があげられます。
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白カビ
土の表面に白い綿帽子のように発生するもので、有機質の土を使っているとよく見られる
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青カビ
食品に生えるものと同じで、湿気が過剰な場合に発生しやすい
また、間違いやすいのが「うどんこ病」です。これは土ではなく植物の葉に白い粉がつく病気のため、土のカビとは明確に区別しなければなりません。それぞれの特徴を正しく見極めることが、適切な対処への第一歩です。
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観葉植物の土のカビでよくある3つの質問

観葉植物の土のカビでよくある質問をご紹介します。それぞれ詳しくみていきましょう。
質問①カビが生えた土は再利用できますか?
基本的には新しい土への交換をおすすめしますが、どうしても再利用したい場合は徹底的な殺菌処理が必須です。黒いビニール袋に湿らせた土を入れ、直射日光の当たるコンクリートの上などで数日間天日干し(熱消毒)をすれば、菌を減らせます。
しかし、家庭での処理では完全に菌を死滅させるのは難しく、再発のリスクが高いのが現実です。植物の健康や衛生面を最優先に考えるなら、古い土は自治体のルールに従って廃棄して、新しい清潔な土を使うのが最も安全な選択です。
なお、古い土の再生方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:古い土の再生方法は5ステップ|古い土がガーデニングに適さない理由を詳しく解説します!
質問②カビ防止スプレーは効果がありますか?
市販で販売されている観葉植物専用のカビ防止スプレーや、自然由来の成分である竹酢液などは、菌の繁殖を抑える有効な手段です。しかし、これらはあくまで予防や初期段階での使用に適しています。
すでにカビが大量に発生してしまっている場合は、スプレーだけで解決するのは困難です。まずは物理的にカビを取り除いてから、再発防止の仕上げとして使用しましょう。
質問③カビが生えやすい植物と生えにくい植物はありますか?
植物の種類自体にカビが生えやすい、生えにくいといった大きな違いはありません。カビが発生するかは、植物を植えている「土の成分」と「置き場所の環境」に大きく依存します。
たとえば、湿気を好む植物で常に土を湿らせておくとカビやすくなりますが、乾燥に強い多肉植物や、ハイドロカルチャーのような無機質の土で育てられる植物は、結果的にカビのリスクが低くなります。
このため、植物選びよりも、清潔な土を選び、風通しをよくする方法がカビ対策の近道です。
今すぐ対策を!植物と家族の健康を守るクリーンな環境を取り戻そう!

観葉植物の土にカビが生えてしまうのは、植物からの「環境を見直してほしい」というサインです。以下のポイントを再確認して、すぐに行動に移しましょう。
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ポイント①無機質の土を使用して栄養源を断つ
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ポイント②風通しをよくして湿気を逃がす
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ポイント③水やりの頻度を見直して乾燥気味に管理する
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ポイント④直射日光を避けて明るい日陰を選ぶ
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ポイント⑤化粧石で土の表面をカバーする
カビを除去するには、物理的な除去と環境改善しかなく、「土の入れ替え」は効果的な対策です。清潔な土と適切な管理で、植物の健康を守り、心からリラックスできるグリーンライフを取り戻してください。
なお、マルトヨコーポレーション株式会社は、家庭菜園やガーデニングに初めて挑戦する方におすすめの手軽な園芸用品から、農業を本格的に営むプロの方々が求める高品質な農具・資材まで、幅広く取り揃えている農具・園芸の専門商社です。
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